チョコレート嚢胞手術4



チョコレート嚢胞手術シーズン4に突入!

(映画でいうと、おもしろピークは2ぐらいまでだよね。笑)


前回の続き



手術当日、

手術前に便を出す座薬を入れて便を出す。

(これも前日だったか当日だったか…記憶が…)


そして、イケメン(ボイスも)が点滴を刺してくれて

「頑張ってくださいね!」と爽やかな風をビュービュー吹かせて(イケメン過ぎてもはや台風並み竜巻並みの風を感じた)去っていき、


ありがたや~ありがたや~🙏🌟と心の中で拝み

呼ばれる時を待つ。


そしてついにオペ室へのお迎えが…


車椅子に乗り、連れていってもらっている間は

余裕余裕!!と思っていたが、

旦那や両親とバイバイして、

オペ室の扉が開いた瞬間……………



ドキドキドキドキ……………

高鳴る鼓動💥




なんなんだ!!この異様な空気…

このオペ室の異様な空気…

中にいるナースやドクターからは

スーパーサイヤ人のようなウォンウォンした何かがわき出ている…




こ…こここここわいです…

不安しか感じない…

お化け屋敷の入り口で引き返したくなるあの感覚。

入ってしまったらもう戻れないあの感覚。

入らなきゃ良かったと後悔するあの感覚。


おしっこチビりそうだ…


ジワッと涙が出てきて視界がボヤけたが、

いいや、私は大人の女。


ここは涼しい顔で車椅子から立ち上がり

(嫌!立ち上がりたくない!)


処置台の3段くらいの階段を

一歩一歩……

(嫌!上りたくない!)


大人の階段の~ぼる~🎵

とH2Oの曲が頭の中で流れるも、

(どこがシンデレラだよ!!ただのおばさんだよ!!)


H2Oが世代ではない私の気が紛れることなど無く

ただただ震えながら横になりました。



麻酔をされてすぐ…………



記憶にございません!!!

(当たり前だよ)





ナース

…さんー………さーん…………○○さーーん!


旦那

……ちゃん!!!○○ちゃん!!!!


両親

○○!○○!!!




どんどん声が聴こえてきて、

目が覚めた時にはストレッチャーの上に乗り

部屋に運ばれているところ。



うっすら目が開いて

かすかにウンウンと頷くくらいしかできなかった。


旦那と両親がすごく心配な顔で必死に私の名前を呼んでいる…

命に関わるような手術ではないものの、

とても心配したんだな…と思ったらちょっと泣きそうになった。



ベッドに戻り、

旦那と両親が入ってきて、


あんた、オペ室から出てきた時

顔が真っ白だったから心配したよ😫!!!


と母親が言っていた。

少し話もして、私の意識が戻ってきたので


とりあえず、

みんなは今日のところは帰るよと帰っていき、

そのあと、物凄い吐き気に襲われ

オォォォオエェェェエと大部屋にも関わらず

物凄い嗚咽音をあげてしまい、

隣のベッドの優しいご婦人がとても心配して

ナースコールをしてくれた。(本当にありがとう……)



そして、すこーしでも動こうもんなら、

ウゥッ!!!!腹が!!!!腹が痛い!!!!!


腹腔鏡のオペの傷口なんて

ほんの1~2センチ程度。

4箇所程。


それがこんなにも動けないほど痛いのか!!!

(私って大袈裟なんです。話も盛ってるかもしれません。笑)


そしてなんと大切な大切な部分からは

オシッコの管がビヨヨヨーーーンと伸びており、

オシッコと私は仲良く繋がれていました…

(そうだよね、オペしたんだもの、最後まで仲良くしようね~)



先生は卵管が癒着?していたのでそれも治しておきました、と言っていたような。

ボーッとしていたけど、そう言っていたはず。


こうして私の色々な初体験は終わりました。





~つづく~